このページの調整方法は、当社が考案したものです。
㈱ニレコの標準調整方法は、メーカー取扱説明書の該当箇所を抜粋して掲載していますので参考にご利用ください。
このページでは状況に応じた次のマークを表記しています。
□・・・メールにてお問い合わせが出来ます。
□・・・メールにて修理の依頼が出来ます。
□・・・㈱ニレコの取り扱い説明書の該当するページを見ることが出来ます。
ご注意事項
本調整方法を試され、万が一機器を破損された場合、当社は一切責任を負いかねますのでご了承下さい。
本調整方法は運転時間が1年を越えた機器に関しては、一時的な調整方法になります。
正常動作しても早急なオーバーホールを行って下さい。
サーボガイド編
当社で一番、修理の依頼や電話のお問い合わせが多い装置です。
サーボガイドといっても機種が多く、お電話をいただいても機種がわからない時や、調整していただく場所や調整程度の説明に時間がかかる場合が多々あり、お客様に何度も機械を見に行っていただくのも申し訳ないのでこのページを作成しました。
わかりづらいところがある時は、お電話していただくか、お問い合わせに書き込んで下さい。
◇現状サーボガイド装置は大きく次の2つにわけられます。
D型(センサーからエアーが出ているタイプ)
M型(電気式のセンサーがついているタイプ)
その中で「新型」・「旧型」・「旧旧型」にわかれています。次の掃除を行った後、下の写真で判断してください。
EPCの動作がおかしい時
まずは測定ノズルの掃除を行ってみてください。不良現象の6割がこれで直ります。
〈用意するモノ〉
+ドライバー、ウエス、洗浄剤、小さめの-ドライバー
以上4点
調整方法

- 一度電源を切ります。
- 矢印の方向にエアーが吹き出ていますので、反対側の細い割れ目にゴミが付着します。なるべく機械から取り外し反対側の蓋を外して洗浄して下さい。なるべく割れ目を傷つけないで下さい。
この時絶対にホースをつけたままエアーガンを使用しないで下さい。本体側が破損します。
ネジを外しても蓋が外れない場合がありますがゴムパッキンがくっついているだけなので小さな-等でこじれば外れるはずです。
小さな測定ノズル(プラスチック製)SN15の場合はホースを外して取り外しエアーガンなどで洗浄してください。
組み付け後電源を入れても直らない時は、次の新型・旧型・旧旧型それぞれの調整方法をご覧ください。

D型の新型 MK-Ⅵ
写真はD120B-AM-Eです。
特徴:モーターの下がアルミで四角。

D型の旧型 MK-Ⅲ
特徴:モーターの下が丸い。

旧旧型 MK-2型
製造されてから約25年程たっています。
特徴:ホースがモーター上部に入っている。
新型の調整方法 D型 MK-Ⅵ 新型(D120B-AM-Eでの調整例です)
【調整方法】
- まず各バルブがAUTOで動く状態か確認します。
写真上部の〇マーク部分のBのバルブが入っているか確認します。(コネクターを外して入れた時にカチンと音がすればOKです) - 次に写真の右側に油研やダイキン等のバルブがついている場合は、ランプが1個点灯している事を確認します。
下の写真のようにバルブが無い場合があります。それでも動かない場合は(3)へ - (A)のネジを大きめの-ドライバーでゆっくりどちらでもいいので廻します。廻しきったら反対に廻します。
動かない場合・・・は測定ノズルをふさぎ、もう一度同じように(A)のネジを廻します。
それでも動かない場合は(B)を少しだけ( 1/12 )ぐらい左(ねじを緩める方向)に廻し、もう一度(A)のネジを廻す。測定ノズルをふさぐ(A)を廻す→(B)を廻す→これを繰り返す。
だめなときは最寄のニレコ営業所か当社にお電話(0568-77-7417)下さい。 - 動いた時の左右の速度調整は(A)のネジをゆっくり廻し、速度を見ながら調整してください。
全体的な速さは(C)のネジで行って下さい。
絞めると遅くなりますが、絞めすぎると動かなくなります。
専用の調整用圧力計をお持ちのお客様は取説の調整方法を参照ください。


旧型の調整方法 D型の旧型 MK-Ⅲ
【調整方法】
旧旧型の調整方法 旧旧型 MK-2型(製造から約25年経過)
【調整方法】
ラインフォロアーヘッド LH8B